フィリピンワシに救いの手を
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安藤達己がつづる ブログエッセイ

2011年次報告

5月16日(月)朝、9時:マネイジャー、グレンダにグランドメンセンホテルに来て貰って朝食を摂り、奨学金とフィリッピンワシ本部に寄付するお金を下ろしにBPI(バンクオブフィリピンアイランド)に向かった。

銀行内に入ると客の姿はない!ドル預金を下ろす用紙も見当たらない。
グレンダが行員のところへ行き、二言三言“銀行のメインサーバー”がダウンして銀行業務がストップしていると言う。
いつ直るのか聞いて貰うと“分らない!”との返事だ。
あきれ果てたが、コンピューターが動き出すのを待つわけにもいかず、とり敢えずホテルに戻り私が持ってきた円を現地通貨に換えるため、ショッピングモール、ロビンソンに出掛けた。

1円は0,5240-ペソ。円高のお陰でこれまでで一番高かった。
ちなみに今日は換金出来なかった1ドルは42,50-ペソ。 こちらは一番安い。

ホテルに戻り奨学金5人分とマネイジャー料を支払うと、“アンドさん高校生はどうしても5人じゃなきゃ駄目?” と聞いてきた。
今年は2人が卒業するから2人新しい学生を援助することになるが候補者が5人も居て、2人に絞りきれないと言う。
仕方なく1人増やして今年から6人援助することにした。

生徒に集まってもらうのは11時半。
ところが生徒2人は9時過ぎにホテルに到着。いくらなんでも早すぎる。
仕方なくレストランで冷たいものでも飲みながら待ってもらうことにした。
さて約束の時間がきてロビーに降りてみると1人足りない。
いつまでも待つわけにもいかないからグレンダに連絡を取らせて日本料理店“AKIKO”に向けて出発。
店の前は改装工事の真っ最中。
左官屋さんがタイル切るほこりがすごい。

店主に聞いてみると内装はこれからだが、総額100万円を超えるとかーーーどんな商売もお金が掛かるもんだなぁ。
いつもだと典型的な日本食:“マグロのスシ”に“すき焼き”を注文するが、学生達が喜ぶのは“カツ丼”“天丼”だと分ってるから、今回は“カツ丼”と“天丼”を4人前ずつ頼んだ。
そこへ遅れた1人がグレンダの家のメイドさんに連れられて到着。
ややあって、“セブンティーン”のビデオを撮るために学生を集めるのを頼んでおいた先生2人も合流。
総勢10人の昼食会になった。
全員にカツ丼か天丼が一人前ずつ行き渡るはずだ。

ところがライスが足りない。

グレンダ曰く“フィリピン人はライスイーター”だそうな!
そこでライスだけ10人前追加。それでも足りなくて更に追加。
数人は丼物1人前を“おかず“に3人分のライスを平らげた!
これで学生全員に会って昼食を摂る約束は無事終了。
明日は新しく加わった3人はホテルに9時集合。
カリナンにあるイーグルセンターに行くことを告げ、グレンダにはBPIと連絡をとり、何時お金が降ろせるのか確認の上、 フィリッピンワシ本部には寄付が遅れるむね、伝えるように頼んでおいた。

5月17日:新しく入ったチェリーとフィデルは時間通りホテルに集合。
マネイジャー、グレンダと朝食を摂っていると、約束の時間にフィリッピンワシ本部から車がやって来た。
もう一人のロデルはイーグルセンター近くに住んでいるから途中で拾うことになっている。
朝食を終え、ホテルを出発。
いつもの様に途中のコンビニエンスで飲み物とスナックを買い、食べながら、おしゃべりしながらイーグルセンターを目指す。
40分も走ればカリナン、ここを左折すれば10分ほどで到着だ。
車はそこで止まった。
この曲がり角でロデルと待ち合わせる手筈だ。

でも、それらしき学生は居ない。

グレンダが盛んに携帯をかけているが、連絡は取れないと言う。
10分ほど待ってから、ロデルには直接イーグルセンターに来るように事づけを残して一足先に目的地に出発。
グレンダは待ち合わせ場所に間違いはないし、9時に来るように話してある、と断言した。
今が10時過ぎ、待ちきれなかったんじゃないの?と聞いてみるとそんな筈は無いと言う。

いよいよイーグルセンターもすぐそば、いつも昼食を摂るマラゴスガーデンの前を通ると入り口に、“居た!居た!”ロデルだ。
何と!ここで1時間半も待っていたそうだ。
とに角3人揃って一安心。
学生は係りの職員とセンター内を見てまわる。
今年の繁殖シーズンは終ったが4組のナチュラルペアーからヒナ1羽が誕生。残念ながら数日で死んでしまった。
ここ数年、人工授精によるヒナは誕生していない。
何羽もの父親になったオスのジュニアーが死んだ後、代わりになる優秀なオスが現れない。
野生に放したフィリピンワシは、3ヶ月が過ぎて、今のところ順調に野生への道を歩んでいるが成功するかどうかは、まだ分らない。
現在センター内にいるフィリピンワシは35羽。

繁殖が上手く行き、野生化も成功すれば“言うことナシ”だがー

2時間ほどでセンター内を見て周り、時刻は12時過ぎ、いつもの様にマラゴスガーデンで昼食を摂り、同じ経営者が持っている“洋ラン展示場”を見学。
本部から来ていたスタッフがよっぽど気に入ったのだろう、白いランの前でじっとしていたから、一鉢をプレゼント。値段はわずかに500円。
野生のランが豊富にあるこの土地らしく信じられないくらい安かった。
これにて本日のスケジュールは全て終了。
グレンダが銀行に連絡を取ったところ、明日になれば預金が引き出せるとのことだ。
これで一安心。

少しばかり持っていた円のお陰でダヴァオの友人からお金を借りずに済んだ。(笑)

今年の支払いを終えて基金の残高は30,144−ドル。
ドル安と低金利を考えると、私達の援助もあと15年くらいかなぁ。−−

ここに書いた以外のダヴァオの面白い話や、日本の季節感溢れる記事を書いています。是非、下記にアクセスしてみて下さい。
安藤達己がつづるブログエッセイ: http://blog.takanokai.jp/ando/

タカを救う会インジャパン事務局
安藤達己
グランドメンセンホテル Tel 63-82-221-9040
日本料理”Akiko” Tel 63-82-222-6825

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